兄弟揃ってのアメリカ好きだった私たちは、ある日、バーなどに飾ってあった看板を見て、これを壁中に飾りつけて、アメリカの雰囲気でいっぱいの空間を創りたいと思った。早速ブリキ看板を探しにショッピングに出かけるが、古びたナンバープレートはあったものの、
それらしきものはどこにもなかった。 物があふれるくらいある日本で、しかも2番目に大きな都市、ここ大阪においても、、、。
それから数ヶ月してハワイに行くことに。 ふらりと出かけたフリーマーケットで偶然にも私たちがずっと求め続けていたブリキ看板が売られていた。
まさに感動の瞬間だった!! クラシックなアメ車にバイク、今や伝説のハリウッドスター、アメリカが世界に誇るソーダドリンクなど
150種類近くのブリキ看板が所狭しと並んでいた。 私たちは他に出ていた露店に目を向けることなく、無我夢中でブリキ看板を選び続けた。
その時に購入した看板の数は、実に40数枚にも上った。
ハワイから意気揚々と帰ったきた二人は、早速、購入したブリキ看板を部屋の壁中に飾り付け始めた。
半分位を飾り付けた時にあることに気が付いた。 「やばい、部屋の壁がもうない、、、」私たちの想像はアメリカくらい大きかったのだが、ここは日本。
私たちの部屋はアメリカの様にはでかくなかった。(笑)
それにしてもこのアメリカのブリキ看板は、その素材といい、色合いといい、なんとも言えない。
その当時、本当に使われていた看板を忠実に復元しただけあって、アメリカそのものを感じ、非常におしゃれだ。 さすがにアメリカサイズとあって意外とビッグなこの看板達は、壁に飾り付けた瞬間から、
その周りにアメリカの魅力的な雰囲気をいっぱいにかもしだす。
このブリキ看板達をここ日本に連れてきて、日本の多くの人たちに何としても紹介したい。
それから1年6ヶ月、、、探しに探しまくり、集めたブリキ看板の数はなんと500種類を越える。 二人のその熱い思いがついにこの「キャンディタワー」となって日本に上陸!!
「この看板達は単なる雑貨ではなく、私たち二人が最高に自信を持って、皆様にご紹介するアメリカの芸術なのです。」
キャンディタワー 藤原兄弟
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